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2015/11/30不動産市場
水戸市・ひたちなか市で一戸建てを建てる際の年収目安東洋エステート

水戸市やひたちなか市で家を建てたい!

そう考えている方が気になるのは、「どれくらいのお金があれば、家が建てられるのか」ということではないかと思います。誰しも、自分の気に入った場所に家を建てたいと思いますが、その場合、土地も買わなくてはなりません。

今回は土地と家を一緒に購入する場合に、どれくらいの年収がなくてはならないのかについて見てみましょう。

茨城県全体の平均年収はどのくらい?

厚生労働省「平成25年賃金構造基本統計調査」によれば、茨城県の男性の平均年収は513万円女性の平均年収は334万円となっており、全体の平均年収は大体460万円くらいのようです。なお、県庁所在地である水戸市の平均年収は、2008年で467万円となっているようです。

頭金はどれくらい必要になるか?

では、水戸市あるいはひたちなか市で家を建てる場合、どれくらいの頭金が必要になるのでしょうか。

どちらの場合も、市内のどのエリアなのか、また広さはどれくらいか等、諸々の条件によって必要な額が変わってきますが、ここではあくまでも平均値で見てみたいと思います。

土地代について

水戸市の場合、国土交通省の調査によると、平成27年平成26年第3四半期~平成27年第2四半期の住宅地の土地の平均取引単価は坪単価約92,837円です。

一方、ひたちなか市の場合は、平成26年第3四半期~平成27年第2四半期の平均値から算出すると坪単価は約93,140万円となっています。

水戸市の場合は60坪から70坪の土地が人気ですので、坪単価91,574円を掛けると、大体560万~650万円程度が土地代だけで必要になります。

一方、ひたちなか市の場合、平成26年第3四半期~平成27年第2四半期に取引された住宅地の土地面積の平均は、約358㎡ですので、坪に換算すると、108坪となります。この平均を元に算出すると1,006万円が土地代だけで必要になります。

ひたちなか市の場合はあくまでも平均を元にしていますので、実際の売れ筋とは違いがあることに注意して下さい。

(現在売り出し中の水戸市の土地ひたちなか市の土地もご参考に!)

建築費について

さて、一戸建てを建てる場合、建物だけでだいたいどれくらいの予算が必要になるのでしょうか。

どのような工法で建てるのかで建築費はだいぶ変わってきますし、建物の大きさや階数によっても変わってきますが、平均を見ると、木造の場合は平均建築費は2,000万円~2,700万円程度のようです(ツーバイフォー工法、プレハブ工法を含む)。

鉄骨造の場合は平均建築費は約3,100万円、鉄筋コンクリート造りになると、約3,700万円が平均建築費とのことです。

水戸市の場合、人気があるのが60坪から70坪の土地ということですので、そこに家を建てようと考えた場合、最少で2,560万円、最大で4,350万円必要ということになります。

なお、土地付き一戸建ての分譲住宅の場合、水戸市で約2,600万円ひたちなか市で約2,560万円が平均相場となります。

(現在売り出し中の水戸市の新築一戸建てひたちなか市の新築一戸建てもご参考に!)

実際に土地を買い、そこに住宅を建てるとなった場合、土地代と住宅の建築費を賄うのに、各金融機関の住宅ローンを利用する方が多いのではないかと思います。

ローンを利用する場合、借入の上限は、年収500万円前後でおおよそ年収の6倍が上限とされています。

茨城県の平均年収は約460万円ですが、もし仮に上記のとおり、年収の6倍まで借りられるとすると、2,760万円が借入の上限になります。

先ほど、水戸市に土地と一戸建ての注文住宅を建てようと考えた場合、最少で2,560万円、最大で4,350万円必要になる、と書きましたが、平均は約3,500万円になります。

茨城県の平均年収と同じ年収460万円の人が、仮に3,500万円の予算で、土地と建物を建てようとした場合、金融機関からの借入は2,760万円ですので、差額分の740万円は自分で用意しなければなりません。これが頭金になります

なお、仮にひたちなか市の住宅用の土地の売れ筋が水戸市と同じ60坪から70坪だった場合、水戸市と大体同じくらいの金額が必要になります。

最後に

実際には建てようと思っている住宅の広さや間取り、デザイン等によって予算は大きく変わってきますし、金融機関から借り入れできる金額も、実際にはもっと低い可能性もあります。

ですから、頭金は多めに用意した方がいいでしょう。ローンは金利が付きますし、長年かけて返さなくてはならない借金ですので、無理のない資金計画を立ててくださいね。