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2022/10/01不動産基礎知識
中古住宅を購入時にありがちな失敗例 -後半-totaloffice

さて、今回は前回に続いて中古住宅を購入時にありがちな失敗例の後半となります。

改めて失敗例を挙げていくと

1.リノベーションの費用が想定していたよりも高くなった
2.住宅ローンの返済が厳しい
3.住宅の特徴や状態をよく確認していなかった
4.外装のリフォームを後回しにしてしまった
5.周辺情報のリサーチを怠ってしまった
6.住宅の管理に手が回らない

の6つがあります。こちらの4番目から紹介していきます。

 

4. 外装のリフォームを後回しにしてしまった

リフォーム前提で中古住宅を購入する方は、「理想の住宅を実現したい!」と考えるあまり内装のリフォームばかりに目がいってしまい、外装のリフォームが後回しになってしまう傾向にあります。しかし中古住宅は、外壁材や屋根材、外壁塗装の劣化が進みいずれやることになるなら、内装と一緒にリフォームするのがおすすめです。外装の劣化は建物のイメージを損なうだけでなく、強度にも影響します。

後から外装をリフォームしようとすると足場の設置などでさらにコストがかかってしまうことになります。外装のリフォームを軽視して後回しにせず、内装のリフォームとあわせて行うようにしましょう。

 

5. 周辺情報のリサーチを怠ってしまった

中古住宅を購入する上で軽視されてしまいがちなのが周辺情報についてです。理想の条件と一致する物件が見つかるとすぐに購入してしまいたくなるものですが、周辺情報のリサーチもしっかりと行いましょう。

まずチェックしておきたいのが、「公共交通機関」と「周辺施設」です。不動産屋さんが提供している最寄り駅や最寄りのバス停までの所要時間と実際の所要時間は、個人の歩くスピードで異なります。小さなお子さまがいたり、お年寄りがいる場合は「想定していたよりも最寄り駅まで時間がかかる…」となってしまうケースも。実際に一度歩いてみながら確認するようにしてください。

周辺施設のチェックも忘れてはいけません。

  • スーパー
  • コンビニ
  • 病院
  • 保育園、小学校、中学校

など、生活に欠かせない施設が充実しているかどうかについても前もって確認しておきましょう。

ストレスを感じることなく平穏に生活を送りたいのであれば、その地域の特徴や治安もチェックしておかなくてはいけません。

住宅周辺の道路の交通量が多かったり住宅周辺の施設が若者のたまり場になっていたりすると事故や事件に巻き込まれてしまう可能性が高くなるので、そのような地域にある住宅はあまりおすすめできません。そういった地域では、「騒音がひどく、住宅を購入したことを後悔している」というケースも多々あります。

また、ハザードマップも忘れずにチェックしておかなくてはいけません。その地域の災害の危険度が記されているハザードマップを確認しておくことで、地震や洪水、土砂くずれなどの災害に巻き込まれてしまいやすい地域がどうかをチェックできます。

特に最近は局所的な集中豪雨による洪水が発生しやすくなってきているので、洪水や大雨による浸水の被害を受けにくい地域にある住宅を選ばれることをおすすめします。

 

6. 住宅の管理に手が回らない

中古住宅を購入する上で盲点になってしまいがちなのが、住宅を購入した後の管理についてです。マンションは管理会社が共有部分の清掃などの管理業務を委託できますが、戸建ての場合、清掃はもちろん、管理も自分たちで行うことになります。

ただ、共働きのご家庭や小さなお子さまのいるご家庭だと住宅の管理にまでなかなか手が回らないといケースも少なくありません。マンションではなく戸建てを購入するときには、「住宅を管理できる余裕があるか」というところまで考えた上で購入する必要があります。

 

まとめ:中古住宅の購入における失敗は事前のリサーチで避けられる

中古住宅を購入するときに起こりうる失敗は、そのほとんどが事前のリサーチで避けられるものばかりです。そのため、中古住宅を購入する際は、事前の徹底したリサーチが何よりも重要になります。

そういった事も含め、水戸やひたちなかを中心に中古物件をご検討の方はお気軽に東洋エステートまでお問い合わせください。