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2022/10/30不動産基礎知識
土地の基礎知識(住宅を建てる際に知っておきたい事)totaloffice

さて、今回は注文住宅などを建てる際にあらかじめ知っておきたい土地の基礎知識についてご紹介いたします。

土地を探す際は、最低限の知識を理解しておくことが大切です。基礎知識を知らないことで土地に関する説明を正確に理解できず、判断を誤ってしまうリスクがあります。計算方法や数値を詳細に記憶する必要はありませんが、使用される用語の大まかな意味や基準となる知識は、事前に把握するとよいでしょう。

 

ここでは、土地探しに際して理解しておきたい基礎知識と基本用語を4つ解説します。

●建ぺい率

建ぺい率とは、土地全体の面積に対して建物の建築面積が占める割合のことです。建築面積は、建物を真上から見た場合の面積を指します。土地いっぱいに家を建ててしまうと、建物の密集度が高まり、住環境の悪化や出火時の延焼を招きかねません。そのため、建築基準法によって建ぺい率に制限が設けられています。

 

●容積率

容積率とは、土地全体の面積に対して建物の延床面積が占める割合のことです。容積率も建ぺい率と同じく制限が設けられており、建物の階数を抑えて日当たりを確保したり、人口を調整したりしています。地域によって容積率の制限は異なり、100%以上の場所も珍しくはありません。

 

●接道義務

接道義務とは、法律によって指定された道路と土地の接続を義務づける制度です。日常的な交通の利便性や災害時の避難経路確保の観点から、家を建築する土地は幅員4m以上の道路に対し、敷地が2m以上接しなければなりません。なお、特定の条件下では制限の詳細が異なるケースもあるため、土地のある自治体に確認しましょう。

 

●用途地域

用途地域とは、その土地の使用方法を指定する制限です。住宅系地域・商業系地域・工業系地域に分けられており、住宅系地域に工場を建てることはできません。一方、住宅は工業専用地域以外のほぼすべてのエリアに建てることができます。

ただし、土地が商業地域や工業地域に指定されている場合、現在は周囲に住宅しかない状態でも将来商業施設や工場が建つ可能性があるため、注意が必要です。また、用途地域によって建ぺい率や容積率も異なるため、一緒にチェックすることをおすすめします。

 

まとめ

今回は、住宅を建てる際にあらかじめ知っておきたい知識についてご紹介いたしました。

土地探しで失敗しない為にも是非把握しておいていただければと思います。

東洋エステートでは、水戸やひたちなかの不動産・土地も扱っておりますので、お気軽にお問い合わせください。